Tuesday, November 12, 2013

生けるものはみな平等な価値をもって生まれている


「天は人の上に人を作らず・・・」

福沢諭吉の言葉だと思っている人は多いと思います。
私もつい先日迄はそうでした。

というのも、『学問のすすめ』をちゃんと読んでないからですね。。。

実はアメリカの独立宣言からの一節だそうです。

We hold these truths to be self-evident, that on all men are created equal on, that they are endowed by Creator with certain unalienable Rights, that among these are Life, Liberty, and the pursuit of Happiness

『学問のすすめ』を読むと、ちゃんと「そう言われている」というような事が書かれているらしい。

で、あたし、ついこの前迄は、
その福沢さんが1万円札に描かれている事を、随分皮肉だな・・・・と思っていて、
「天は人の上に人を作らず、お金の下に人を作る」なんて言い換えて皮肉ってました。

でも、最近は、この考え方もずっと彼方に吹っ飛んいきましたね。
自分自身にそういう考えがほとんどなくなったら、(まだまったくないとは言えません)そういう皮肉すらも言う気にならなくなりました。
実際は、お金では、本当に本当に大切な事は買えないですもんね。。。

で、最近ね、とあるニュースを目にして、人どころか、全ての生命は、平等なんじゃないかな?って、思うようになりました。

上も下もない。本当の意味では優劣もない。

お名前までは覚えてないんですけど、
とある元巡査さんの記事でした。その方は現職時代から、何千という困った動物達を保護し、救って来たそうです。

今その方は、末期がんに冒されているそうですが、それでも自由にならない身体から力を振り絞って、動物保護の活動に尽力中です。

その方が話されていた言葉なんですが、まっすぐにグサッと心に刺さったのです。

「こんな身体になって、今まで動物に対して随分上から目線だったと思い知った」と。

涙がこぼれました。

自分はどうだったかな???

うちの猫に対して、どうだったかな?

とても愛してます。愛してきたつもりです。でも、たしかに、上から目線の愛だった気がします。
勿論与えられて来た事も、尊敬する部分がある事も知っていました。
それでも、同じ目線だったか?と聞かれたら、「はい」とは答えられない。

すぐに他人の事を格下に見る人っていますが、

そういう人は、結局は、自分自身を格の低い人間とみなしてしまっているのと同じかもしれません。もったいないです。

私の大好きなジョナサン・ケイナーという占い師も言っていますが、(予言自体はあんまり信じてないのですが、言うことが哲学なんです!)

「自分を他者よりも優れていると思っている人が最も愚かである、一分野で優れている物があっても、必ず別の分野で劣っている部分があるのだから」

ほんとに、そうですね。

ほんとにそうですよ。

学ぶ事はあそこにもここにも、ゴロゴロころがっておりますね。

とはいえ、教師でもないのに、こんな話題を書かなきゃいけない心理状態は、まだまだ未熟なのかもしれません。優劣のゆの字もでなくなった時こそ!私はそこを飛び越えた事になるのかもしれませんね(笑)

自分の小ささに気付かされた晩秋、
でも人生はまだまだ春と日記には書いておこう(笑)




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